2020.10.0510:00
飽き性 | 懐古
作詞/作曲:田村晴信 編曲:171
窓をそめてゆく 明け方のにぶい色
けだるさと眠気 心地いい冷たさ
街をそめてゆく 明け方のにぶい色
まぶしさと眠気 懐かしいあたたかさ
ぼんやりといまよぎる いつかの誰か
あなたの温度 どうしてかまた
思い出した/思い出せない
思い出した/思い出せない
思い出した/思い出せない
思い出した/思い出せない
忘れてく 忘れてく
せっかくだからデュエットをしよう、と作った曲。
デュエットができたので良かった。
いわゆる、「男」が「女」の感情を推察して書いた歌詞というのが私は本当に嫌いなので、カナのボーカルパートはカナが歌詞を書いたということにしたいところだが、残念ながら全て私の書いた歌詞である。
そもそも「男」と「女」みたいな分け方が前時代的だし、普通にちょっとイラッとするので、「男」と「女」のデュエットというより、「そういうタイプの人」と「そういうタイプの人」のデュエットだと思ってほしい。
「女」という呼び方はやめたほうがいい、という苦情を最近頂いた。いろいろ考えてみたが、返す言葉もない。すみませんでした。そういう苦情もドシドシお寄せください。
まあ、このアルバムの中で一番好きな曲だ。
もともとは3カポCメジャーの曲だったし、From 408にもそれで収録したのだが、カナが歌いにくそうだったのでレコーディングの直前に0カポAメジャーに変えた。
この曲も一発撮りだが、バンド側から見たパン振りにしているので、カナが右、私のボーカルが左、という位相にしてある。その都合でギターも一発撮りテイクが左、LINEが右。
ただしギターソロは左右どちらもLINEでとりなおした。
一発撮りのときのアドリブソロもドラムマイクで拾ってしまっているので、よく聞くとギターソロの裏にところどころ微かに別のメロディが聞こえる笑
プロなら絶対にこういうことはやらないだろうが、そこはアマチュアの強み。