171│171オフィシャルサイト

171オフィシャルサイト

171オフィシャルサイト

   

2026.04.0617:00

HELLO! | LOOP

LOOP

作詞作曲:田村 晴信
編曲:171

まぶたを閉じて眠りを待ってる
いつもこんなに長かったっけ
今までずっと忘れていたこと
なぜだか急に思い出した

夢の世界に夢のあなたを
待たせたままで
日々が過ぎてく

失くしたものばかり数え上げては
戻らぬ人の名を呼んでしまうよ
あのときあーしてれば
このときこーしていれば
手遅れだってわかっているのに

懐かしい歌口ずさんでみても
歌詞の続きが思い出せなくて
ループしたまま、僕はこのまま
きっとみんなもう覚えちゃいないだろう

失くしたものばかり数え上げては
戻らぬ人の名を呼んでしまうよ
今になってあなたを忘れたくなくて
ループしたまま、ループしたまま

あのときあーしてれば
このときこーしていれば
手遅れだってわかっているのに

わかっているのに、わかっているのに
わかっているのに、わかっているのに
わかっているのに、わかっているのに
わかっているのに

手遅れだってわかっているのに
わかっているのに、わかっているのに
わかっているのに
わかっているのに、わかっているのに
わかっているのに
誰より僕がわかっているのに!




結構昔に作った曲。数年前エダワカレの企画かなんかで奈良NEVERLANDに出たとき、駅までの帰り道で歌いながら作ったのを覚えている。

快速急行と同じ歌詞を入れているけど、実はこっちを先に作っていて、後から快速急行に伏線として忍ばせておいた。良い感じに回収できたね!

こういう私のお家芸的な後ろ向きなウジウジソングとしては、結構完成系というか…。なんか型になってきてしまっている気持ちがあったので、この曲の完成をもってそういう曲は卒業しようと思ったりもした。
でも、最近また同じような曲を作ってしまった。三つ子の魂百まで、なのかもしれない。

途中で早くなる曲はアルバムに一曲は入れたいので、ノルマクリアできてよかった。

カナのベースのプレイスタイル的に、パワーコードで攻める曲を弾いてみてほしかったので試してもらった。この曲は私のYAMAHAのプレベで録ってもらっている。
でも、カナらしいギターライクなプレイングというよりはどっちかというと、ベーシスト然としたどっしりと帯域を埋めるような立ち位置になった気がする。やってみないとわからないものだ。

ギターは左でストラトを入れているけど、シャッキンジャッキンで気持ちいいね。
Aメロとか、この歪み量ではあり得ないレベルのハウリングをしている。如何に大音量空間でレコーディングしているか想像してもらいたい笑

サビでカナのコーラスを入れる案があったのだが、荘厳な合唱曲みたいになってしまったので没になった。

良いギターソロが弾けましたね。
171はSunday Dreamersみたいな速い曲とか、インターセクションみたいなミドルテンポのイメージがあると思うのだけれど、演奏的に言うと、本当はこういうテンポの曲が一番得意かもしれない。

昔から遅い曲も作っていたけど、なんていうかね、遅い曲は歌がダメだとダメなんです。
上手い下手じゃなくてね、いい歌を歌える人じゃないとね。

歌が下手な人ってね、「上手い歌」を目指そうとするんです。このバンドを組みはじめた頃の僕がまさにそうでした。
ハイノートを出すことに固執したり、テクニック的な部分を磨こうとしたり。
でもそういう、身の丈に合わないカッコつけって、聴いてる人に必ずバレます。
なんなら素朴に歌えばマシだったのに、背伸びしたせいで一番下手くそに聴こえる状態になったりするんですよね。

カラオケなんかでもそうです、みなさんも1曲入れたあと友達から「歌上手いね」って言ってもらえる歌を目指してしまっていませんか?
いつからか、「この曲、いい曲だね」って言われるような歌い方を目指すようになりました。
「かっこいい曲だね」でも「変な曲だね」でもなんでもいいんです、自分の個性が曲と一体化してないと曲の感想は言ってもらえないんですよね。
自己の透明化ってわけじゃないんですが、曲から自分がはみ出してしまうとそっちが気になってしまうものです。
曲のために歌があるから出しゃばるな・・・とは全く思わないですが、曲あっての歌ってのは間違いないんじゃないでしょうか。

まぁそれは発声なりなんなり、テクニック的な地盤が固まらないと自分には目指せなかった部分ですし、テクニックを磨くのは楽しいです。楽しいのが一番です、楽しくないことはタダでは続けられません。

でもね、下手くそだけどいい歌を歌う人ってのはほんとにたくさんいるんです。
ビートたけしさんの歌なんかが本当にそう、カラオケで「浅草キッド」歌ってみてください。
「この曲は自分が歌うより、たけしが歌ったほうが泣ける」ということと、「自分よりたけしのほうがハイノート出せる」ということに気づくと思います。


そんなこんなで私の歌が良くなってきたので、「快速急行」で今までの171の殻を破れた感じがありました。
そういう意味で、LOOPもいい曲に仕上がったと思います。

この曲をアルバムの最後にするか、グレモンハンドルを1曲目にしてLOST IN THE ライブハウスを最後にするか少し悩みました。
でも、リピート再生にしてたらLOOPからLOST INに戻ってアルバムがループするの面白いなぁって思いました。

そう、このアルバムは1曲目と最後の曲の、曲名の最初2文字が一緒なんですよね。みなさん気付いてましたか? 僕は今気付いてませんでした。今気付きました。

2026/03/21
文責:田村

歌詞&雑記一覧